
活動情報
2023.11.27
代表が発明奨励賞を受賞しました
代表の武田邦敬が開発し特許発明者となっている「SNSから災害発生を迅速正確に捉える装置」(特許第6369108号)が、令和5年度関東地方発明表彰にて発明奨励賞を受賞いたしました。
データサイエンティストになって初めて取り組んだ技術であり、大変思い出深いものです。また、技術開発を通じて、統計的なアプローチを深く学ぶことができました。
技術ポイント(解説)
本発明は、SNSに投稿された災害の目撃情報をもとに災害の発生場所を精度よく推定するための技術です。SNSから有益な情報を抽出するためにはノイズを分離する必要がありますが、捕らえたい事象やその発生時間帯によってノイズの量が異なるため、単純な方法では切り分けが難しいという問題がありました。
そこで本発明では、ノイズとなる情報がランダムに発生するという現象に着目し、統計的アプローチを活用することで柔軟な処理を行えるように工夫しています。技術としてはシンプルなアプローチですが、様々な事象にフィットします。
本発明の応用例は以下の文献に掲載していますので、関心のある方はご覧ください。
関連文献:
豪雨時のTwitterデータを活用した災害事象の検知,砂防学会研究発表会概要集
Twitterデータを活用した土砂災害の発生推定,砂防学会研究発表会概要集
地方発明表彰について
実施されている優れた発明および技術者を表彰する制度です。詳しくは発明協会のWebページをご覧ください。