
活動情報
2026.5.13
ピープルアナリスト最前線#6にて登壇いたしました
クニラボ代表の武田邦敬が、2026年5月12日に開催されたイベント「ピープルアナリスト最前線#6―データで組織を再定義する:ピープルアナリティクスによる変革の軌跡」に登壇いたしました。
このイベントは、一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会が主催するセミナーで、各社のピープルアナリストからリアルな事例を聞けるというものです。
タイトル: 人事データ分析プロジェクトのリアル― 施策検証と探索から見えた「仮説の作り方」
登壇者: 武田 邦敬(クニラボ代表)
主催: 一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会
開催場所: オンライン開催
開催日: 2026年5月12日(火)
今回は国内トップのピープルアナリストである弊協会上席研究員の武田邦敬氏と元伊藤忠商事人事で、同じく弊協会研究員の渡邉貴志氏が登壇。大手企業の最前線で「勝てる組織」をデータで描き出してきた二人が、ここでしか聞けない人事データ分析の裏側を語り尽くします。「大手企業で、一体どんな分析をしていたのか?」「今、彼らはどんな未来の分析に挑んでいるのか?」モデレーター長谷川智彦が「議論の核心」に鋭く切り込みます。
今回は伊藤忠商事株式会社で数々のプロジェクトをご経験された後に株式会社VITAL DESIGNを創業された渡邉貴志さんと共に、リアルな事例をご紹介させていただきました。
渡邉さんのお話はウィットに富んで非常に面白く、大変刺激的でした! 自分の発表のことを忘れるほどでした。改めて御礼申し上げます。
当方からは、人事データ分析プロジェクトのリアルと題して、二つの事例を取り上げさせていただきました。
一つは「従業員スライビングの向上要因分析」という事例です。こちらは、プロジェクト事例としてPAI-HUBにも掲載しているものになります。個人差が大きなサーベイと人事施策の関係性をパネルデータ分析で考察した事例。「人事施策が効いたかどうか」という問いはシンプルながらも、データの特性からモデリングに工夫が必要な事例でした。
もう一つの事例は「人事異動パターンの抽出と特徴分析」です。こちらは一つ目の事例とガラッと位置づけが変わり、探索的な話でした。問いがふんわりしている一方で、使う道具は古典的でシンプル道具の組み合わせで解いたというものでした。こちらは、ニュースレターで解説したこともあります。
さて、これらの事例はフェーズも問いのタイプも異なるものですが、プロジェクトとして共通する部分がありました。それは、分析をする上で重要な仮説が、プロジェクトの中盤になって発掘されたということです。

二つの事例で取り上げた分析課題は、プロジェクトを開始した段階では具体化されていない問いでした。しかし、データを見ながらあれこれ意見を交わしているうちに、人事担当者の方からポロっと出てきた言葉があり、それが大きなヒントになりました。これはどちらの事例も共通しているところです。
つまり、データ分析というのは、意思決定をするために白黒をつけることだけでなく、プロジェクトメンバーの暗黙知や直観を引き出す上でも重要だという発見がありました。
いいかえると、ピープルアナリティクスはHR内の対話を促す価値があるのではないでしょうか。

最近は、この対話を促すための分析に関心があり、伴走支援の中でも取り入れています。ご関心がありましたら、お気軽にお問合せください。
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